【破壊力学7-5】破壊を制御するという発想

LBBとインテリジェント材料が示す最終形 全5回でお送りしてきた第7章も、今回が最終回です。 ここまで私たちは、「欠陥をどう評価するか」「いかに壊さないか」という“守りの設計”を積み上げてきました。 しかし、小林先生が最 … 続きを読む

【破壊力学7-4】壊れても落ちない設計とは何か

損傷許容設計の本質 前回は、見えない欠陥をどう扱うか――非破壊検査と保証試験の論理を整理しました。 そこでは、欠陥はゼロではないという前提に立つことの重要性を確認しました。 では、ここで一つ問いを投げます。 「欠陥がある … 続きを読む

【破壊力学7-3】見えない欠陥をどう扱うか

非破壊検査と保証試験で「見えない」を数値に変える 前回は、構造健全性を評価するための 荷重・靭性・き裂サイズ の三角形を整理しました。 この3つの中で、実務者にとって最も扱いにくいものは何か。多くの場合、それはき裂サイズ … 続きを読む

【破壊力学7-2】欠陥評価の3点セットとは何か

荷重・靭性・き裂サイズで「壊れる/壊れない」を決める 前回は、構造物の安全を守るための全体像――構造健全性保証について整理しました。 そこで見えてきたのは、破壊力学は“主役”ではなく、“守りを固めるための道具”であるとい … 続きを読む

【破壊力学7-1】破壊力学は脇役?―構造健全性保証の全体像を現場目線で整理

なぜ設計単体では「安全」を担保できないのか 本記事は、企業で機械・構造設計、材料選定、評価試験、品質保証に携わる方向けに、破壊力学を実務に繋げる要点を整理したものです。 小林英男先生著『破壊力学』第7章を参考に、実務の視 … 続きを読む

【破壊力学6-5】なぜJ積分が必要になるのか|弾塑性破壊を扱うためのエネルギー指標

なぜ塑性変形が大きくなるとKでは評価できないのか 本記事は、企業で機械・構造設計、材料選定、評価試験、品質保証に携わる方向けに、弾塑性破壊力学の「最初の一歩」を整理したものです。 小林英男先生著『破壊力学』第6章を参考に … 続きを読む

【破壊力学6-4】なぜKとCTODは使い分けるのか|弾性指標と塑性指標の関係整理

カタログ値と現場の評価指標、どちらを使うのが正しいのか? 本記事は、企業で機械・構造設計、材料選定、評価試験、品質保証に携わる方向けに、破壊力学の実務的な指標の使い分けを整理したものです。 小林英男先生著『破壊力学』第6 … 続きを読む

【破壊力学6-3】き裂があれば破壊に至る?|不安定破壊と安定き裂進展の境界

破壊力学 入門 構造物にき裂が見つかったとき、本当に「もう終わり」なのか 本記事は、企業で機械・構造設計、材料選定、評価試験、品質保証に携わる方向けに、破壊力学の「最初の一歩」を整理したものです。 小林英男先生著『破壊力 … 続きを読む

【破壊力学6-2】板厚は強度を高めるのか?|平面ひずみ破壊靭性試験の前提条件

破壊力学 記事整形 構造設計では、 「厚くすれば強くなる」 と考えるのが自然です。 実際、単純な引張や曲げの問題では、この考え方は正しいと言えます。 しかし、ここで一つの疑問が生じます。 「き裂が存在する場合でも、本当に … 続きを読む

【破壊力学6-1】破壊靭性は本当に「材料定数」なのか|自立性の原理と有効き裂長さの整理

破壊力学 記事ブロック 前章までは、き裂先端の応力場を支配する応力拡大係数 Kと、その周囲に形成される塑性域について整理してきました。 ここで、次の疑問が生じます。 「破壊靭性 Kc や KIC は、本当に材料固有の定数 … 続きを読む